「社外取締役」英語で言うと?

投稿者: KEN COACH 投稿日:

 以前、「日産自動車が移行した指名委員会等設置会社とは何か?」において、社外取締役は社外にいる取締役という感じを与える用語だ、ということを書いた。

 色々と英仏独語の文献を読んでいるうちに、ふと英語では「社外取締役」はなんというのだろう?と思い調べてみることにした。

 日本の法令は法務省によって英訳がなされており、「日本法令外国語訳データベース」なるものが存在する。そこで日本法令の英語訳が掲載されているので、そこで日本法上の会社法用語はどのように翻訳されているのかを確認することができる。

 余談だが、日本法令「外国語訳」データベースを謳いながら、実際に掲載されている訳文は英訳のみである。外国語訳というからには、英語はもちろんのことフランス語、ドイツ語、ロシア語、中国語、韓国語くらいまでは用意しておくべきだ。現状では日本法令「英訳」データベースとするほうが実態に即しており適切というべきであろう。

 それはさておき、英訳を確認してみよう。すると第2条15号は次のように訳されている。

“Outside Director” means a director of any Stock Company who satisfies all of the following requirements:

 ”Outside Director”だ。取締役(Director)は会社の中(inside)にいるものじゃないのか?という気もするが、コーポレート・ガバナンス上は必要なのだろう。フランス語やドイツ語だったらdirecteur extérieurとかexterner Direktorというのだろうか。やっぱり政府が出している訳をベースにするのが良さそうだし、多国語で展開してほしいものだと思う。

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